ジャガー・ランドローバー リレーアタック対策に成果

日本でも被害を初確認「キーレスエントリーの脆弱性」

イギリスの消費者団体「Which?」が行った調査は、キーレスエントリーを装備する全237車種を対象に行われた。

レンジローバー・イヴォーク新型 マイルド・ハイブリッド初搭載 内装/英国価格

研究者は7車種を除くすべてのモデルにおいて、キーの電波を増強させるリレーアタックという手法を用いて鍵を解除し、エンジンを始動させることに成功した。

この手法は、解除用の鍵が実際の場所よりもクルマに近い場所にあると誤認識させるもの。これにより強盗はクルマに乗車し、エンジンを始動、そしてクルマが鍵がないことに気がつく前に持っていくことができる。

英国で販売される日産キャシュカイ、フォルクスワーゲン・ゴルフ、フォード・フォーカス、フォード・フィエスタという高い人気の4車種は「Which?」によって「特に危険」と判断された。そして始動することができなかった7車種のうち、4車種はドアを開けることが可能だった。

リレーアタックが全く意味をなさなかった車種もある。

ジャガー・ランドローバー 対策に成果

リレーアタックが全く意味をなさなかったのは、レンジローバー、ランドローバー・ディスカバリー、ジャガーIペースの英国仕様という3車種だ。ジャガー・ランドローバーはここ数年多発する自社モデルの盗難を受け、自社のキーレスモデルに搭載しているセキュリティ性能を向上させた。

イングランドとウェールズ合わせて10万6000台が2017年3月から2018年3月にかけて盗難の被害にあった。この数値は2009年以来最悪の結果となっている。

英国自動車製造販売協会(SMMT)のトップ、マイク・ホークスは、最新のセキュリティ技術が強盗被害を全体のおよそ0.3%も低減させたとしている。

日本でも発生、リレーアタック(キーレスの脆弱性) 英国の場合

引用元:Yahoo!JAPANニュース

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