横行する盗難車“ロンダリング”手口とは!?

いま、盗難車の“ロンダリング”が横行している。車に刻印されているアルファベットと数字を組み合わせた車体番号は、同じものが2つ存在することはない。東京都内のある中古車会社は、ある男性からレクサスのSUV車を購入。マレーシアに輸出しようと手続きを行ったところ、同じ車体番号の車がマレーシアにあることが判明した。車のコンピューターに特殊な装置をつなぐと、コンピューターに登録された車体番号が確認することができる。中古車会社が、レクサスを調べたところ、別の車体番号が表示された。その車体番号を照会したところ、去年、大阪で盗まれた車の番号だということが発覚した。そもそも日本で登録されている車体番号は、輸出されれば抹消される。再び輸入する際は、新規で登録することになる。今回のケースでは、マレーシアに輸出された車の車体番号を犯行グループが何らかの方法で入手し、その番号を盗難車に付け替えていたとみられる。その番号を使うことで、あたかも海外から再び輸入されたかのように装い、盗難車を国内で流通させていた。国土交通省の調査では、同じように再輸入を装った車の不正登録が、現時点で少なくとも20件見つかっている。今後の調査で、さらに増える可能性があるという。

横行する盗難車“ロンダリング”手口とは!?

引用元:ANNnewsCH(テレビ朝日)

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