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リレーアタック
- 2018/12/8
- カーセキュリティ用語
- スマートキー, ドアロック, リレーアタック, 電波遮断ポーチ
Image:日経新聞
リレーアタックとは、スマートキーの特性を逆手にとる盗難方法になります。
中継役と窃盗役が存在するので、窃盗団の人数は単独犯ではなく複数犯になります。
スマートキーは微弱な電波を常時出しています。距離としては1m未満です。スマートキーを持っている状態でドアノブなどに触れると、車両側から電波を発射しスマートキーと通信してドアロックを解除するシステムです。電波の中には暗号など含まれているので、同じスマートキーでないと解除は不可能となります。
リレーアタックの具体的な方法
- スマートキーを持ったオーナーが車から離れる。
- 中継役がスマートキーの1m以内に接近し、常時出ている微弱な電波を中継器でキャッチ。
- その電波を増幅し、車にある受信機に飛ばし、スマートキーと同じ電波を出す。
- その状態で窃盗役がドアノブに触れば、ドアロックを解除できる。
- そのまま乗り込んでプシュボタン押せば、エンジンがかかってしまう。
※1度掛かったエンジンを止めてしまうと、再度エンジンはかかりません。
リレーアタックを防ぐ方法
もっとも確実な方法は、車から降りたらスマートキーの電池を抜いてしまうことです。それですと面倒ですので『電波遮断ポーチ』がおすすめです。
車から離れるときは、ポーチに入れておくと電波が遮断されリレーアタック対策となります。通販で購入可能です。